勘違い日記 Blog
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- 2025.06.02
【第9回】“野田イズム”を支えるルーティンと家族の存在
深井
ここまでお話を伺っていると、野田さんは落ち着いた雰囲気と、内に秘めた情熱の両方をお持ちで、まさに「ダンディな熱血漢」という表現がピッタリですよね。今回はその姿を支える日常のルーティンやご家族とのエピソードを伺いたいです。
野田
そんなふうに言われると照れてしまいますが(笑)、毎日の習慣から自分を作っている感覚は確かにありますね。朝起きる時間も大体決まってますし、起きてから家事をしたりラジオ体操をしたり、朝食のメニューもほぼ固定です。
深井
へぇ、まさにルーティンが決まっているんですね。
野田
ええ、ラジオ体操は出張先のホテルでも欠かさず続けていますね。他にもパックや顔の筋トレも10年以上続けています(笑)。
深井
すごい! モデル並みの意識の高さですね。
野田
いやいや(笑)。ただあらためて考えると、そうやってメンタルを整えている部分もあるんでしょうね。朝は私にとって、頭をクリアにして「今日はこんな風に頑張ろう」とマインドセットする大事な時間なんです。
深井
なるほど。朝の時間帯を大切にされているんですね。ご家族と過ごす時間とはまた別に、自分だけの時間を確保していると。
野田
そうですね。家族がいるとつい話が弾んで、自分の考えをまとめる時間が取りづらいので(笑)。
深井
ご家族との時間は、どんな風に過ごされるんですか? これまでのお話では、奥様への信頼がとても厚く、“最強のコンサルタント”だということでしたが。
野田
いやぁ、妻はもうズバズバ言いますからね。でもそれぐらいが私にはありがたい。下手におだてられたら変に舞い上がってしまうので、厳しさがちょうどいいブレーキになっています。
深井
本気で言い合える関係は素敵ですね。お子さんともよくお話されるんですか?
野田
一緒にいる時は、なるべく話すようにしています。もうだいぶ大きくなったので、自然と仕事の話が多くなりますが。「こんな新しい企画を考えてるんだけどどう思う?」とか、無意識に家族を巻き込んでしまってます(笑)。
深井
ご家族でブレインストーミングをされていらっしゃるわけですね。プライベートでも仕事のことを考える時間が多いということなんでしょうか?
野田
うーん、というよりは、私の中で仕事とプライベートの境界線は非常にあいまいなんです。楽しく遊んでいたつもりが、いつの間にか仕事につながっていることも多いですし。
深井
なんだか毎日エネルギッシュに活動されている秘訣がわかった気がします。では次回は、そんな家族の支えを背景に、野田さんが出版活動に力を入れている理由を聞かせてください。セミナーだけでなく、本を出すことの意義も気になります。
野田
わかりました。出版は私にとっても大きな挑戦でしたし、そのおかげで新しい出会いが生まれたり、自分の考えを整理できたりしました。その辺りを詳しくお話ししますね。