勘違い日記 Blog
- 2025.06.28
【第12回】「死を見つめ、全力で生きる」
深井
ここまで「勘違いでも行動する」というフレーズや、「死を見つめて生を楽しむ」というテーマが一貫して語られてきました。あらためて野田さんご自身が大切にしている核心をお聞きしたいです。
野田
私が何よりも強く思うのは、「人生は必ず終わりが来るからこそ、一瞬一瞬を楽しむべきだ」ということです。人間、時には落ち込んだり不安に感じたりしますよね。でもそこで終わりじゃなくて、「作り直せばいい」わけです。
深井
なるほど。いわば「大丈夫、大丈夫」と自分を励まして、勘違いでもいいから実行する。それがセミナーでも家業での部署の立て直しでも、成果を生む源になっているわけですね。
野田
そうですね。祖父や父のように「自分で切り開く」という背中を追いかけながら、母や妻のように背中を押してくれる存在にも支えられました。結果として「自分はやれる」と確信する「勘違い力」がどんどん高まった気がします。
深井
その姿勢がキリスト教葬儀の世界にも活かされているわけですね。悲しみの中にあっても、そこに「愛と希望」を見いだし、感謝とともに送り出せるようお手伝いをされている。葬儀の認知度も相当に広がっていると思いますが、今後はどう展開していく予定ですか?
野田
映画製作をはじめ、もっと多くの人に「キリスト教葬儀も選択肢の一つ」だと知っていただきたいですね。それによって「死って決して恐れるだけのものじゃない」と感じる方が増えるかもしれない。さらにビジネスを拡大して、年商10億円という目標を達成しつつ、多角的にプロジェクトを回せるようにするのが理想です。
深井
「経営の拡大=愛と希望の拡大」というわけですね。数字だけが目的ではなく、映像やセミナーなどを通じて社会へ届けるメッセージを広げたいと。
野田
まさにそうです。ビジネスと信仰は対立しません。むしろしっかり稼ぐからこそ、多くの人を雇用して、さらに愛と希望を届ける取り組みを増やせると思っています。
深井
なるほど。ライフワークスさんのこれからの発展がますます楽しみですね。野田さん個人としては、これからどんな10年を歩みたいと考えていますか?
野田
今の熱量を維持しつつ、さらに落ち着きと信頼感を増していきたいですね。周囲を巻き込みながら新しい企画を生むような、熱い部分は忘れないようにしたいなと。常に先頭に立って「こんな面白いことやろうよ」と言える存在でいられたらいいなと思います。
深井
その原動力はやはり「死を見つめる」ことにあるんでしょうね。そのうえで、「生を楽しむ」という姿勢を、さらに発信していくわけですね。
野田
ええ。それは間違いなく続けていくと思います。これを読んでいる方も、もし少しでも「何かに挑戦したい」と思っているなら、勘違いでもいいから動いてみてほしいですね。結果がどうなるかはわからなくても、何もしないよりはずっといいですから。
深井
野田さんも挑戦を続けているんだろうなと思うと、不安な時も一歩踏み出せる気がします。
野田
いいですね。踏み出すことに迷ったら「野田イズム」を思い出していただけたら(笑)。人生は有限ですから、やらずに終わるのはもったいない。私も引き続き、映画や出版などさまざまなプロジェクトに挑戦していきますので、一緒に明るい未来を作っていけたら嬉しいです。
深井
とても力強いお言葉、ありがとうございました。野田さんの“ダンディで熱い”生き方が、多くの人に「自分の人生を楽しもう」という勇気を与えてくれると思います。今後のご活躍、そしてキリスト教葬儀を明るい文化として根づかせる挑戦に注目しています。
野田
こちらこそ、ありがとうございました。もし興味を持たれた方がいれば、ぜひお声がけください。一緒に何か面白いことができたら最高ですね。