勘違い日記 Blog

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  • 2026.02.07

【第44回】面接は「相思相愛」を確認する場

深井
今回は「採用」について聞かせてください。野田さんは最終面接で、応募者のどこを一番見ているんですか? やはり経歴やスキルでしょうか。

野田
いや、正直スキルは二の次ですね。僕って結構単純なんですよ。「うちの会社のことをどれくらい好きでいてくれるか」が見えると、それだけでグッときてしまう(笑)。

深井
ああ、なるほど。つまり「好き」の度合いで見ると。確かに多くの経営者さんにとっても、究極はそこかもしれませんね。ちなみに具体的にはどういうところで判断されるんですか?

野田
やっぱり「どれだけ調べてきてくれたか」ですよね。面接で「YouTubeのあの動画、感動しました」とか「インスタのあの投稿が面白かったです」とか言われると、もうそれだけで「合格!」って言いたくなります。

深井
わかります(笑)。実際に採用になるかどうかは置いておいても、気持ちは動きますよね。自分の発信をしっかり受け取ってくれているというのは、人として素直に嬉しいですから。

野田
そうなんですよ。それに単に僕が喜んでいるだけということではなくて、葬儀の仕事って「準備」と「想像力」がすべてだと思うんです。これから会う相手のことを事前に調べて、想像しながら準備する。面接官相手にそれができない人が、お客様相手にできるんだろうかと思ってしまって。

深井
ははぁ、なるほど。事前に調べるという行為が、仕事への適性を判定する基準になっているわけですね。

野田
そうなんです。だからこそ、SNSや動画で「材料」はたくさん出しておきたいなと。SNSで自分の考え方や仕事への向き合い方を隠さずに発信することで、僕の「人となり」みたいなものが伝わると思うんです

深井
確かに、野田さんの熱量やスピード感は、画面越しでも十分伝わってきますね。

野田
それを見て「ちょっと暑苦しいな」とか「この社長とは合わなそうだな」と思う人は、最初から来ないで済む。逆に、「いいな」と思って来てくれるなら、入社した後も「こんな人だと思わなかった」という不幸なズレが起きないじゃないですか。

深井
なるほど。業務内容以上に、「誰と働くか」という部分の相性を事前に確認してもらっているわけですね。

野田
そうです。泥臭いところも含めた「リアルな僕」を見た上で、「それでもここで働きたい」と言ってくれる。それって僕にとってはすごく嬉しいことなんです。だからその瞬間、もう「両思い」が成立していると言ってもいいくらいで(笑)。

深井
なるほど~(笑)。もうその時点で一歩リードなわけですね。ではその「両思い」の状態から、面接でどう踏み込んでいくんでしょう?

野田
特によく聞くのは「3年後、5年後にどうなっていたいか」という未来の話ですね。

深井
入社することがゴールではなく、その先をどう描いているかを聞くんですね。

野田
うちは安定志向の多い葬儀業界では珍しいベンチャー気質の会社なので、ただ「安定したい」というだけだと、振り落とされちゃうかもしれない。だから「自分はこうなりたい」というビジョンを持っていてほしいんです。それが会社の方向性と重なるなら、こちらも全力で応援できますし。

深井
一人ひとりの「どうなりたいか」に、そこまで向き合ってくれるんですね。会社に使われるのではなく、自分の夢を叶えるために会社を使ってほしい、という親心のようなものを感じます。

野田
面接は会社が一方的に選ぶ場ではないですからね。むしろ「お互いの未来が重なるか確認する場」だと思うんです。まあ、そうやって偉そうなことを言いつつ、面接で「動画見ました!」なんて言われると、やっぱり顔が緩んじゃうんですけどね(笑)。

深井
野田さんらしいですね(笑)。でもその野田さんの「裏表のなさ」こそが、人が集まってくる一番の理由なんだと思います。





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