勘違い日記 Blog

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  • 2025.08.30

【第21回】初めてのラジオ大阪──舞台裏で見た“声”の魔法

深井
8月からスタートした野田さんのラジオ番組、好評のようですね! 私もお聴きしましたが、野田さんの明るい声がとても印象的で。

野田
ありがとうございます。ラジオ大阪で自分の冠番組を持つことになりまして。でも関東だと、有料のラジコじゃないと聴けないのが少し残念なんですけどね。

深井
ああ、確かに。無料で聴けるようになると、もっと広がりますもんね。でも地上波のラジオなんて、そもそもどんなきっかけで始まったんですか?

野田
昔からの知り合いに広告代理店でアナウンサーをやっている方がいて、その方から声をかけていただいたのがきっかけです。僕のYouTube安田さんとのPodcastを聴いてくださっていたみたいで、「野田さん、けっこう喋れるじゃない! だったらやってみたら?」と。

深井
へぇ、すごい。ご縁が繋がったんですね。初めての収録はいかがでしたか?

野田
いやあ、まさに“芸能界”という感じで圧倒されました。収録もちゃんと専門のディレクターさんがいて、一つひとつ録音していくんです。例えば番組のタイトルコールも「『全力で生きる』の“生きる”をもっと元気に!」みたいに指導されて(笑)。

深井
かなり本格的なんですね(笑)! 確かに聴いていても「ラジオ感」ありましたよ。

野田
笑。仕上がったものを聴いたら、「全力で生きる…生きる…」って自分の声にエコーがかかっていて、なんだか気恥ずかしかったですけどね。

深井
ああ、なってました(笑)。でも違和感はなかったですよ。プロの現場ならではのこだわりがあるんですね。

野田
そうなんですよ。トークも、実はもっと長く話しているんですが、専門の職人さんみたいな方がいて、不要な部分を削ってテンポよく仕上げてくれるんです。その技術は本当にすごいなと思いました。

深井
えっ、あれはもっと長いトークを短くつなげてるんですか。全然気づきませんでした。Podcastのように一発撮りかと(笑)。そういえば、番組で流れる音楽も野田さんご自身が選曲されているんですよね。やっぱり思い入れのある曲を選ばれるんですか?

野田
ええ、もちろん。そこが僕的には一番力を入れた部分でもありますから。

深井
記念すべき第1回目の放送では、山下達郎さんの「SPARKLE」という曲を選ばれてましたよね。これはどんな想いで選ばれたんでしょう?

野田
僕はもともと山下達郎さんのファンでライブにもよく行くんですが、この曲はライブで必ず1曲目に演奏される、ファンにとっては“始まりの合図”のような特別な存在なんです。ちょうどオンエアの時、湘南の海沿いをドライブしていて、車の中でこの曲が流れてきた時は感動しましたね。

深井
おお、素敵ですね。ラジオは声だけのメディアですが、リスナーからの反響はいかがですか?

野田
関西を中心に、10万人の耳に届いていると聞いています。実際に、放送後にAmazonの僕の本のランキングが少し上がったりしていて、影響力の大きさを感じています。

深井
なるほど~。まさに「全力で生きる!」という野田さんのイズムが、声に乗って多くの方に届いているんですね。今後の放送も楽しみにしています。