勘違い日記 Blog
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- 2026.01.31
【第43回】「即レス」社長の心配性な頭の中
深井
野田さんとやり取りをしていていつも驚かされるのが、そのレスポンスの速さです。こちらが送った瞬間に返信が来ることも珍しくないですよね。
野田
そうですか? 自分ではそれが普通だと思っているんですけどね。普段の仕事でも、現場のスタッフからリアルタイムで報告が入るので、それを止めるわけにはいかないんですよ。
深井
なるほど。普段の環境がそのスピード感を作っているんですね。 でも、拠点が4つもあって現場が常に動いていると、上がってくる報告の量も結構なことになりますよね。
野田
そうですね。「現場に着きました」「今から出棺します」「無事終わりました」といった連絡が、ご葬儀ごとに逐一入ってきますから。
深井
そうですよね。そうなると、「オフィスでまとめて確認しよう」なんて悠長なことは言っていられなさそうです。
野田
ええ、そういう「確認のための時間」は作っていません。というか、作れないですね。僕自身がじっとしていられない性分なので(笑)。
深井
ああ、なるほど。確かにいつもエネルギッシュに動き回っているイメージです。でもそうなると、一体いつ見ているんでしょう?
野田
うーん、それでいうと「常に」ですね。24時間、寝ている時以外はずっとオンの状態です。歩きながら仕事している感覚というか。移動中も常にスマホでチャットを見ていますし、気になったらその場ですぐ電話します。
深井
へぇ、すごい。さすが全力で生きていらっしゃいますね。ただ移動中だとどうしても流し見になってしまったりしませんか?
野田
いや、逆ですね。誰よりも早く、細かく見ています。報告が上がってきて「あれ、これどうなってるの?」と思ったら、即レスですから。「後で確認しよう」じゃなくて、その瞬間に解決したいんです。
深井
なるほど。ボールを持ったままにしない、ということですね。
野田
そうです。僕が返事を止めちゃうと、そこで現場の仕事も止まってしまうじゃないですか。だから、電車に乗っていて電話できない時なんかは、もうじれったくてじれったくて(笑)。
深井
電車の中でうずうずしている野田さんの様子が目に浮かびます(笑)。社長の決断が早いとスタッフの方も動きやすいですよね。とはいえ24時間ずっとチャットを見続けていると、さすがに疲れませんか?
野田
いや、逆に見ないと落ち着かないんです。それにずっと見ているといろんなことが分かって面白いですよ。業務の進捗だけじゃなくて、報告の文章一つから、その日のスタッフの心の状態まで見えてくるんです。
深井
ほう。テキストだけで、メンタルまでわかると。
野田
「あ、今日は疲れてるな」とか「ちょっと無理してるな」とか。あと、葬儀で飾った祭壇の花をチャットにアップしてもらっているんですが、そういう写真もかなり細かく見てますね。うちは関東と関西に拠点がありますが、離れていてもサービスの質や統一感を保ちたいじゃないですか。だから写真で共有して、皆で見られるようにしているんです。
深井
なるほど。離れた拠点のクオリティコントロールも、スマホ一つでされているんですね。
野田
上手く撮れている写真にはすかさず「いいね」をつけるんです。そうすると、中には凝った写真を何枚も上げてくれるスタッフもいたりして。最近だんだんと写真の腕が上がってきたような気がします。
深井
社長が見てくれていると分かれば、現場のモチベーションも上がりますよね。
野田
そうですね。それに、僕がそこまで細かく見るのは、根本的に「心配性だから」というのもあるんです。
深井
そうなんですか。即断即決の野田さんからは意外な言葉です。
野田
やっぱり車での移動が多い仕事ですから。1時間で会社に戻れるところで2時間3時間と連絡がないと、「何かあったんじゃないか」とか余計な心配をしちゃうんです(笑)。だから「無事に着きました」という通知を見ると心底ホッとします。
深井
なるほど。業務管理というよりは、もはや「安否確認」ですね。でもその野田さんの「放っておけない性格」があるからこそ、スタッフの皆さんも安心して現場に集中できるんでしょうね。なんだか野田さんの意外な一面が見えた気がします。
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