勘違い日記 Blog
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- 2026.05.09
【第57回】僕の根性を作った「午前5時」の新聞配達
深井
4月に入社された新入社員の皆さんも、少しずつ現場の現実に直面する時期ですね。最近は若い人を中心に、入社後すぐに「自分には合わない」と見切りをつけて辞めてしまうケースも多いと聞きます。
野田
そうですね。もちろん辛いこともあると思いますが、僕はやっぱり「最低3年」はやってみるべきだと思っています。2年、3年と続けることで、ようやくその仕事のサイクルがわかってくるんです。
深井
ああ、確かに。よっぽど辛い状況じゃなければ、まずは仕事のサイクルがわかるところまで続けてみてもいいのかもしれませんね。ちなみに野田さんのやり抜く姿勢の原点はどこにあるんでしょう?
野田
それでいうと、中学1年生から3年間続けた「新聞配達」ですかね。早朝5時くらいから自転車で200件くらい配るんですが、冬の雪の日は本当に過酷で……
深井
たしかご出身は東北でしたよね。想像するだけで凍えそうですが、雪の中でも自転車で配るんですか?
野田
ええ、数が多いと自転車でないと運べないので。ただ雪が30センチくらい積もると、自転車のタイヤの間に雪が挟まって全く動かなくなるんですよ。除雪車もまだ入っていない時間帯ですから、もう泣きながら自転車を押して進んでいましたね。
深井
は~、それは大変でしたね。でもそれを3年も続けたというのは、並大抵の根性じゃないですよね。
野田
だいぶ鍛えられました(笑)。他にも、雨の日に新聞を落として濡らしてしまったことで、お客様が購読をやめてしまったという苦い経験もありましたね。中学生にして、仕事の厳しさやサービスの品質の大切さを叩き込まれた気がします。
深井
よく心が折れませんでしたよね。何がモチベーションだったんでしょう。
野田
中学生ながらに「自分で働いて稼げる」というのは嬉しかったですからね。でもそれだけじゃなくて、僕が新聞を届けるのを待ってくれている人がいる。そういう責任感が雪の中でもなんとか頑張れた大きな理由だと思います。
深井
ああ、なるほど。その「待っている人のために」という責任感が、今の野田さんの姿勢につながっているんですね。
野田
そうですね。それに、早朝の配達って独特の達成感があるんですよ。「皆が寝ている間に一仕事を終える」というあの感覚。それが好きで、今の僕の早朝習慣のベースにもなっているんです。
深井
ははぁ、早起きのルーツもそこにあったとは。若いうちにそういう「責任感」や「達成感」を肌で知ることができたのは、代えがたい財産ですよね。
野田
本当にそう思います。そういう日々の積み重ねが今の自分を作っていますし、何より「過酷な状況でも3年間やり抜いた」という事実が大きな自信になっています。
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