勘違い日記 Blog
- NEW
- 2025.09.06
【第22回】YouTube再始動──ライブ感が人を動かす理由
深井
Podcastやラジオなど、いつも精力的な発信に驚かされますが、YouTubeも登録者数がぐんぐん伸びて、もうすぐ1,000人ですね!
野田
ありがとうございます。目標まではまだまだですが…でも、ここまで来るのも本当に長かったですね。
深井
そうなんですか。そういえば、始められたのはかなり前なんですよね。
野田
ええ。2011年頃からなのでもう10年以上になります。昔は僕一人で地道に頑張っていたのですが、なかなか広がらなくて。その時担当してくれていたスタッフにも「社長、これ全然面白くないです」とバッサリやられてしまったこともありました(笑)。
深井
そんなにハッキリと…(笑)。それだけ信頼関係があってのことだったんでしょうけれど。ともあれ、試行錯誤の時期だったと。
野田
そうなんです。「続けてはいるものの、この先どうしたものか…」と悩んでいた時に、今のチームのメンバーが社員として入社してくれて。
深井
おお、なるほど。そこが大きな転機になったんですね。
野田
そうですね。これまでの経歴を聞くと、テレビ局で番組制作をしていたというんです。YouTubeのことも相談してみたら、企画や台本を考えてくれることになって、流れが大きく変わりましたね。
深井
へぇ、すごい。今の掛け合いのスタイルも、そこから生まれたんですか?
野田
そうですそうです。僕自身、ガチガチの原稿よりもその場のライブ感を大切にしたいタイプなので、聞き役がいた方がやりやすいなと。それで、鎌倉オフィスのスタッフをスカウトしたんです。
深井
いま野田さんの相手役を務めている方ですね。声からだけでも、素直で誠実な人柄が伝わってきますよね。
野田
そうなんですよ。脚本家が作る構成の上で、彼が素直な相槌を隣で打ってくれる。今のスタイルはこの二人のおかげで確立できたと言っても過言ではないです。
深井
なるほど。素晴らしいチームですね。ちなみに、いつも本がたくさん並んでいる書斎のような背景ですが、どんな場所で撮られているんですか?
野田
ああ、実はあの場所は葬儀用の商品を保管している部屋の片隅なんです。皆でライトを煌々と当てて、それっぽく見えるようにして(笑)。
深井
そうだったんですか! すごく素敵な雰囲気なので、きっと絶妙な角度で撮影しているんでしょうね(笑)。
野田
ええ(笑)。そんなふうに結構手作りで頑張ってるんです(笑)。編集作業も、以前はうちのスタッフがやってくれていたんですが、さすがに大変なので今はプロにお願いしています。
深井
動画編集って、根気のいる作業ですもんね。社内外の皆さんの工夫とチームプレーがあって、今の動画が作られていると。
野田
本当にそうです。そのおかげで、僕が大事にしているその場の雰囲気や「ライブ感」が出せるようになって。メンバーには大感謝です。そういえば、他の葬儀社の社長と対談した回も、一緒に食事をするついでに「今から撮っちゃおうよ」という感じで撮影しましたね。
深井
ええっ、じゃあほとんどぶっつけ本番で撮影したんですか! その場で対応できてしまうお相手の社長さんもすごいですね。テーマとしては、出版から葬儀まで幅広く扱っていらっしゃいますが、特にどのあたりが人気なんですか?
野田
たくさん見ていただいているのは「2025年問題」とか「危ない葬儀社」みたいな、ちょっと突っ込んだテーマの時ですね。
深井
へぇ、なるほど。一般的なテーマよりも、野田さんならではの専門的な話の方がより興味を持たれていると。
野田
そうですね。いずれにせよ、観ていただくからには、本当に価値のあるリアルな情報を届けたいと思っているので。これからもキリスト教葬儀の裏話とか、ギリギリのところを攻めていきたいですね。
深井
専門的な情報とライブ感が合わさって、チャンネルの個性になっているわけですね。まずは1,000人突破、楽しみにしています!