勘違い日記 Blog
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- 2026.03.14
【第49回】僕がリアルな「熱」にこだわる理由
深井
最近もビジネスパーソン向けのイベントなどを立て続けに開催されていますが、あれは企画などもすべて野田さんが考えていらっしゃるんですか?
野田
そうなんですよ。プログラムからゲストのコーディネートまで、全部自分でやっちゃうんです。
深井
そうだったんですね。毎回いろんなテーマで開催されていて、引き出しの多さに驚かされます。どうやってあんなにたくさんの企画を思いつくんですか?
野田
うーん、なんでしょうね。単に僕自身が「この人に会いたい!」「この話を聞きたい!」と思った内容を企画しているだけなんですよ。自分が学びたいから企画している、言わば「イベント屋の役得」みたいなものです(笑)。
深井
なるほど(笑)。ご自身が一番の観客なんですね。でもそれならオンラインで対談したり、動画を見たりするだけでも学べる気もしますが、わざわざリアルなイベントとして開催するのには理由があるんですか?
野田
そこは絶対に「リアル」じゃないとダメなんです。画面越しだと、どうしても相手の本当の「熱量」や「呼吸」が伝わってこないんですよ。オンラインだと、どんなにいい話を聞いても「へえ、すごいな」で終わってしまうことが多いじゃないですか。
深井
確かに。情報としては受け取れても、感情が揺さぶられる感覚はリアルの場には敵わないかもしれません。
野田
そうなんです。リアルな場で本物の人と対峙して、たとえ1分でも直接話して握手をすると、その人の持っている熱量がこっちに乗り移ってくる感覚があるんです。「この人と同じ空気を吸ったぞ!」みたいな(笑)。その熱を浴びることで、自分も引き上げられて「もっと頑張ろう」って思えるんですよね。
深井
なるほど~。野田さんがいつもエネルギッシュなのは、そうやってすごい方々から熱量をお裾分けしてもらっているからなのかもしれませんね。
野田
ああ、間違いないですね。ただ僕が憧れているような、圧倒的な結果を出している「本物の人」にお会いする時って、実はものすごく怖いんですよ。
深井
えっ、野田さんでも怖いと感じることがあるんですか? どんなことに怖さを感じるんでしょう。
野田
なんというか、相手が完璧すぎて、自分のちっぽけさや至らなさが浮き彫りになってしまうんです。自分が憧れている雲の上の世界にいる人たちですから。その場ではご一緒してテンションが上がっていても、「現実はまだまだ全然追いついていないぞ」という落差に足がすくむというか。
深井
ははぁ、なるほど。憧れが強ければ強いほど、自分の現在地とのギャップを突きつけられる怖さがあるんですね。それでも、あえてその場所に飛び込んでいくと。
野田
ええ。怖いからといって避けていたら、一生その熱量には触れられませんから。それに、そうやって僕が損得勘定抜きで作った場から、思いがけない化学変化が生まれることも多くて。
深井
へぇ、今までだとどんな化学変化が生まれたんですか?
野田
例えば、僕が開催したイベントに参加してくれた経営者の方が、そこで出会った大学の先生と意気投合して、「もう一度大学で学び直したい」と入学を決めたりとか。僕の見ていないところで、誰かの人生の転機になるようなつながりが生まれているんですよ。
深井
それはすごいですね! 野田さんが熱量を求めて作った場が、結果的に他の参加者の方々の人生も動かしているんですね。
野田
僕自身には直接的な利益は何も入ってこないんですけどね(笑)。でもそういう人と人とのリアルな交わりからしか生まれない熱や変化があるから、やっぱりイベントづくりはやめられないんです。これからも、ちょっと足は震えるかもしれませんが(笑)、積極的に「本物の熱」を浴びに行きたいと思っています。
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